心跳回忆(ときめきメモリアル)

ヒヤシンス

上田祐司


飲みかけのソ－ダ　くすんだボタンひとつ
胸拡がる空　チクリと痛む
指の隙間から　のぞいた街の景色
１２色の思い出　しまってある

聞こえる靴音　追いかけても
レンゲの花遠く　振り返る夢

ラララ　みんなで歌おう　風が吹いても
回りはじめたタマゴが　消される前に
ラララ　みんなで歌おう　風が泣いてても
朝焼けの翼　いつか　それでも見えるのだろう

分厚い法則　透んだ頁の合図
鳴らすように　鳴るように　歩いてみる

通り過ぎた窓　レ－ルの影
心が冴えるまで　眠るカナリヤ

ラララ　みんなで歌おう　風が吹いてても
誰よりも涙あふれ　止まらなくても
ラララ　みんなで歌おう　風が泣いてても
忘れかけた声　いつか　それでも　聴こえるのだろう

青臭い芝生　踏みつけても
一人善がりの闇　波に漂う

ラララ　みんなで歌おう　風が吹いてても
渇いた裸の写真　色褪せるまで
ラララ　みんなで歌おう　風が泣いてても
覚えたての指　いつか　それでも触れるのだろう


降りてくる瞳抱えて　大事に子供のように

愛なんていらない

中　友子


愛なんていらない欲しくない
これ以上もう乱されたくない
愛なんていらない嘘じゃない
私の未来邪魔するモノは
すべて　すべて
消えればいい

土曜日のエスカレ－タ－
心が急にざわめく
あなたを見かけただけ
目と目があったそれだけ

Ah　ショ－トしかけてる
このHeart治せない
割りきれない気持ちが
心じゅう　身体じゅうにあふれてる

愛なんていらない信じない
好きだとか恋なんかつまらない
愛なんていらない好きじゃない
ダメ　ダメ　ダメ　ダメなの　ダメでも
もっと　もっと
知りたくなる


窓ぎわ　後ろの席
陽射しが照らす屋上
放課後のグラウンド
夕暮れ　染まるバス停

Ah　予測不可能な
ときめきが止まらない
その瞳をやっぱり
探してる見つめているの
いつでも

愛なんていらない欲しくない
これ以上もう乱されたくない
愛なんていらない嘘じゃない
私の未来邪魔するモノは
すべて　すべて
消えればいい

愛なんていらない信じない
好きだとか恋なんかつまらない
愛なんていらない好きじゃない
ダメ　ダメ　ダメ　ダメなの　ダメでも
もっと　もっと
近づきたい

ゆかりとランチ

黒崎彩子\r


明日のお昼ご飯などを　ご一緒しません？
あの方に言ってみたのです　勇気をだして

せめて　やはり　手料理でしょうか
お母さまに相談をして
さあ決めましょう　メニュ－

コロッケ　からあげ
作り慣れなくて
今夜は　徹夜に
なりそうな　予感いたします

ウィンナ－はタコさんにして　厚焼き卵
ブロッコリ－を小分けにして　軽くゆでます

けれど　ひみつ　お父さまにだけ
殿方と二人きりなどと
心配なさる　きっと

サラダは　マカロニ
プチトマト添えて
和風の　煮ものも
初挑戦　落とし蓋します

今日だけ　宿題
忘れてしまいます
エプロン姿のわたくしも
よろしゅうございます

決め手はもちろんゆかりご飯です
愛情たっぷり　こころこめ
おにぎりにします

虹の彼方へ

金月真美


小さな"ついてない"がつみかさなって
わたしの元気うばって　過ぎた言葉

いつもより少しだけ　あさねぼうして
好きなあの曲聴いても　なんとなくの時間

運がいいとか悪いとかの\r
ひとことで片付けてしまうのはつらい

虹の彼方へゆきたい
何かが待ってるはず
まだ眠ってるわたしの未来目覚めさせるため
あの七色に輝くはるかな空は
求めてばかりの今の　向こうだと信じてる

感じたもの素直に　受け入れたくて
どこかへたどりつこうと　時計早めてた

夢は夢だと幻想だと
ひとことで片付けてしまうのはつらい

虹の彼方へゆきたい
何かが見つかるはず
あふれだしてる想いを形にできる日がくる
あの七色に輝くはるかな空を
ぼんやり眺めるだけじゃ　明日には逢えないから

永遠の虹探す旅は
雨あがりからあの橋へ遠く続く

虹の彼方へゆきたい
何かを越えていこう
迷いをすてて駆けだす大好きなわたしになる
あの七色に輝く光はいつか
わたしと未来を結ぶ　優しい陽射しになる

初詣LOVE MOTION

よしきくりん


LOVE MOTION　わたしから
LOVE MOTION　あなたへと
LOVE MOTION　だいすきよ
LOVE MOTION　
今年こそ彼のHEARTをGETしちゃお！

そろそろ幼なじみ　卒業していいよね？
迎えに行くよ　キミの家まで
一緒に行こうよ　初詣に

キミがわたしのことを気にしているって気づいてたよ
気持ちは同じ　安心していい

LOVE MOTION　初詣
LOVE MOTION　心機一転
LOVE MOTION　ファイトだよ
LOVE MOTION
今年こそ彼のHEARTをひとりじめ！

晴れ着も似合ってるし　今年のわたしをみて
お賽銭投げ　願いはひとつ
神様ふたりを見守ってて

素直になってほしい　まだまだ子供ね
会えばケンカしてたふたりは去年の思い出

LOVE MOTION　縁結び
LOVE MOTION　お守りを
LOVE MOTION　わけあって
LOVE MOTION
今年こそ彼のHEARTにとびこむよ！

LOVE MOTION　わたしから
LOVE MOTION　あなたへと
LOVE MOTION　だいすきよ
LOVE MOTION
今年こそふたりLOVELOVE HAPPYなの

心からの笑顔

小野坂昌也


風と走ろう
胡桃色のキミを乗せて\r
ペダルをこいで青空へ

見慣れた街が
あの頃より輝いてる
素直になれずに
すれ違ってたよね

もうキミを離さない！
うつむいたあの日に
戻られたらこんな未来を
そっと教えたい

飾らずに伝えよう
素敵なこの気持ちを
肩ごしに感じてる
笑顔が愛しいよ
心から届けたい
あふれるこの想いを
心から笑ってよ
こんなに好きだから

誓いの言葉
今は何もなくていいさ
素顔でいつでも
はしゃいでて欲しいよ

もうけして迷わない！
目の前に２つの
もし道があれば勇気へ
きっと歩いてく

いつまでもみつめよう
まっすぐその瞳を
時々はケンカとか
する日もあるけれど
心から届けたい
あふれるこの想いを
心から笑ってよ
こんなに好きだから

もうキミを離さない！
うつむいたあの日に
戻られたらこんな未来を
そっと教えたい

飾らずに伝えよう
素敵なこの気持ちを
肩ごしに感じてる
笑顔が愛しいよ
心から届けたい
あふれるこの想いを
心から笑ってよ
こんなに好きだから

青になれ！

菊池志穂


ひろがる砂浜を　走れば
右手のコ－ク揺れる
あふれちゃうよ　わき上がる
波しぶきに　負けない速さで

大胆な水着にドキドキッ！
視線　気にしたけど
忘れちゃうね　熱すぎる
今年の夏　始まるのよ（始まってる）

空と海と夏の青を抱きしめて
身体中を　すべて染めてしまえ
きっとそれはひとときだけの楽園（パラダイス）
でも　心に色は残るよ

突然のスコ－ル　それさえ
うれしいハプニング
はしゃいじゃって　飛び込んだ
だって海も　手招きする（呼んでいるよ）

空と海とあなたの事つかまえて
ぜんぶぜんぶ　青に染めてしまえ
きっとそれは　ひとときだけの楽園（パラダイス）
でも　かすかな色を残すよ

濡れた髪のせいね　あなたいつもと違う
そんな笑顔みせないで
なにもかも　許されてしまうわ

空と海とあなたの事抱きしめて
ぜんぶぜんぶ　青に染めて欲しい
気づけばもう　過ぎ去ってる南風
だから早く　ほら青になれ

空と海とあなたの事抱きしめて
ぜんぶぜんぶ　青に染めて欲しい
気づけばもう　過ぎ去ってる南風
だから早く　ほら青になれ

夢、その続き

関根明子


週末の約束は
おだやかないつもの街角
ゆうべみた夢のせい
視線も合わせられない

なぜかあなたが
哀しそうに言いかけた
言葉の途中で目覚めた

幸せが不安にさせるの
いつの日か約束は思い出に
でも知りたいのあの夢の先を
あなたのあの遠い瞳の訳

次に逢う約束を
しないままさよならした日は
悲しみの物語
心に生まれてくるの

いつもやさしいあなただから
なにげない仕草が
不安にさせるの

ささやいてもっとセレナ－デ
ありふれた言葉でも構わない
であった頃のようにささやいて
確かな言葉待ってるのずっと

幸せが不安にさせるの
いつの日か約束は思い出に
AHささやいてもっとセレナ－デ
教えてあなたの口から
もっと

春にきがえて

笹木綾子


シャワ－をあびた後で
鏡に映る私
切りすぎた前髪を
ほんの少し気にしてる

すれちがいざま
渡された手紙のせいじゃないの
ときめきたがる　この心が
さわいでるだけ

春色に着がえて
町に出よう
空がこんなにほら
まぶしい午後
自然に足も
ステップ踏む
ひとつ大人になってゆくように

お気に入りの映画の
恋の中に自分を
重ね合わせるだけじゃ
幸せにはなれないね

憧れていた
本当は思いがけない出会い
動きはじめた　ときめきなら
心まかせて

春色に染まって
電話しよう
風がこんなにほら
優しい午後
手紙の隅に記されてた
ナンバ－押す指先
はずんでる

春色に着がえて
街に出よう
桜色のル－ジュ
ちょっと背伸び
風のにおいの
コロンつけて
少し大人になってゆくように

春色に着がえて
町に出よう
空がこんなにほら
まぶしい午後
自然に足も
ステップ踏む
ひとつ大人になってゆくように

Aya's Cooking Lesson

川口雅代


まずは　Lesson１
練習したい　まだ見ぬあなたのため
不安は　恋のスパイス
いろいろとふりかけちゃうの
気分次第

レシピをそろえたなら
そろそろ始めるわよ
いま恋の完成度が腕にかかっている

気取ったメニュ－　No. Thank You.
まだそういう年頃
そして内緒のエッセンス
わたしを好きになる

この夢　ふんわり
泡立てる　こわさぬように
上手にできたら　どうか残さず食べてね

つぎは　Lesson２
修得したい　ステキなあなたのため
苦さも　恋のスパイス
少しだけ　大人の味ね
勇気次第

油断してたら　Oh,Heartache.（ハ－トエイク）
やけどしそうな想い
でも痛みも知らなくちゃ
ほんとうじゃないよね

たとえば　あなたが
わたしじゃない誰かみてる
せつないけれども　おいしい笑顔でいたい

ちょっと　Harf Time
考えたいの　未熟なわたしのため
涙も　恋のスパイス
できるなら　使いたくない
自分次第

そして　Lesson３
修了したい　まだ見ぬあなたのため
テ－ブル　ならべきれない
いつの日か　手作りの愛
食べにきてね

OH MY GOD!～制御不能～

中友子


OH MY GOD!
どうなってるのよ？　もう
ハ－トすごく痛いなんて
なんだっていうの？　ねぇ
おねがい　みださないで

普通の女の子と　違っていたって
わたしはわたしらしく　それが誇りだった

舞い散る　花びら見てため息つく
嘘でしょ？　何かが違ってく

「オマエガ　スキ」だなんて　もう
強い視線　そらせないよ
ずっと　ひとりきりで
それでよかったのに...

髪型を決めるのも　服を選ぶのも
秘めてた野望も全部　ひとり守ってきた

誰かが口ずさむよ　せつない歌
嘘でしょ？　心にしみてる

OH MY GOD!
どうなってるのよ？　もう
ハ－トすごく痛いなんて
なんだっていうの？　ねぇ
おねがい　みださないで

「スキ」だなんて　もう
強引に腕　ひきよせないで
触れた瞬間の　熱さにおびえてる

OH MY GOD!
どうなってるのよ？　もう
ハ－トすごく痛いなんて
なんだっていうの？　ねぇ
おねがい　みださないで

すごいスピ－ドで
わたしの恋　はしりだして
もう自分でさえ　制御なんかきかない

あなたがいるから

栗原みきこ


潮風がそっと
泳ぎだした街で
初めてつないだ
熱い手のひら

あふれる想いを
言葉に出来なくて
とまどうしかない
私だけれど

もしも神様が
いるならどうか
ずっとあなたとふたり
歩いていたい

太陽がまぶしいほど
うつむいていた小さなひまわり
青空に輝けるね
あなたがいるから

鏡に向かって
練習してるのに
たった一言が
言えないままね

だけどいつの日か
誰も知らない
私らしい笑顔を
見つめてほしい

夏色の風を抱いて
まっすぐに咲く小さなひまわり
その腕で抱きしめてね
あなたが好きです

太陽がまぶしいほど
うつむいていた小さなひまわり
青空に輝けるね
あなたがいるから

スキャンダルお待ちしてます

黒崎綾子


涼風ふわふわ舞う
のんびりした　平和な午後なのです
ですが　わたくしちょっと
なにか起こる予感いたします

熱愛発覚！？
たとえばそろそろ　期待などいたしております

なぜそんな　驚かれるのでしょう？
「お料理」はもうプロ級ですし
ご心配すこしもいりません
ご来襲　お待ちしてます

まずはお互いの事
よく知るために　お話からでしょう
会話のスピ－ドには
こだわらないかたが希望です

逢引！　接吻！！
わたくし少々　聞いたことくらいはあります

なぜみんな　驚かれるのでしょう？
いけないオンナ　魅力的です
素質ならあると　信じてます
もう準備　整ってます

熱愛発覚！？
そろそろ世間を　騒がせていい頃でしょうか

なぜそんな　驚かれるのでしょう？
インタビュ－の練習などします
ご心配すこしもいりません
あとはただ　あなた待ちです

スキャンダル　お待ちしてます

月夜の出来事

五十嵐麗


誘わないで
見つめないで
月の夜に

銀色の光りに捕らわれていく
夜が扉を開く
ダイヤのような勇気ひとつで
あなたの名前呼ぶ

掠れながらあなたの声が
愛のメロディ－
ささやき繰り返す
壊れそうな瞳抱いた

真実（ほんと）のあなたを感じて
真実（ほんと）の私をさがすの
夜空に浮かんだ月さえ
真実（ほんと）の明日は知らない

誘わないで
見つめないで
蒼の夜に

背中合わせにあなたの吐息
軽くリズム刻めば
風にふるえるわたしの髪が
そっと呼吸合わす

絡み合った視線のままで
銀のワルツ
やさしく繰り返す
重ねてゆくくちびるでも

真実（ほんと）のあなたを知らない
真実（ほんと）の私は見えない
夜空に浮かんだ月さえ
真実（ほんと）の涙は知らない

誘わないで
見つめないで
蒼の夜に

真実（ほんと）のあなたに抱かれて
真実（ほんと）の私がはじめる
夜空に浮かんだ月へと
二人の翼で羽ばたく

誘わないで
見つめないで
月の夜に

誘うように
見つめられて

誘うように
見つめられて
月の夜に

ともだちの君へ

金月真美


空の青　灰色（グレイ）がかってる
たぶんほら　もうすぐ雨が降るね
さっきまで　上手くはしゃいでた
でもなぜだか急に　うつむいた

自分の心が　わからないままで
また君を思い出してる
そうね　難しいよね
恋って呼べないような　好きという気持ちは

ときめく時間のなかにでだけ
わたしが　素直になれるなら
制服の胸の痛みも　きっと
答えに変わる
いまは友達の君へ...

切りすぎた髪が　気になってる
些細な失敗は　大きな罪
ひとことが　言えない自分を
すこしだけ初めて　嫌いなの

廊下にゆきかう　人に紛れても
君のこと見つけてしまう　きっと
でもそれだけ　その先へ進めない
友達のフリして

短い時間と気付かずに
答えを迷っていたくない
ネイビ－ブル－の制服が　ほら
勇気をくれる
まだ友達の君へと...

いつもみたいに　さりげなく
君へとまっすぐ　歩いていった
なにも振り向かずに

悩んだ時間のそのあとで
誰もが　素直になれるなら
制服の胸の痛みもきっと
答えに変わる
ずっと大切な君へ...

My energy

よしきくりん


Oh my energy　どうかしたの？
So your energy　元気ないね
「その元気の　秘密は何？」
特別おしえちゃう！

「好きなら好きだって
　素直に認めて
　たからものいっぱい
　つくっていくこと」
好きから笑顔へと
素顔から幸せへと
すべてはつながってるよ
元気に向かって

Oh my energy　たからものに
So your energy　かこまれよう
元気なんて　自分次第
ポイントはそこだよ

たまにわたしだって
落ち込んだりする
そういうときにこそ
大好きの出番
「がんばれ　だいじょうぶ」
おまじない唱えてみる
うつむく顔あげるだけ
世界変わるから

Oh my energy　とっておきは
So your energy　あなたからの
「その笑顔が　僕の元気」
なにより　たからもの

Oh my energy　元気もらう
So your energy　ばかりじゃなく
あなただけの　元気の素
これからなれるかな

ゴ－ルすんぜんっ

菊池志穂


ニアミスはある日　突然
わたしだけに襲いかかる
こんなはずじゃないのに！

仲直りできたしるしの
デイトの約束したのに
遅刻しちゃ　命とり

ただ　神に祈るだけじゃ
間に合わないから
とりあえずは　走りだそう

あのね、わたし...
目覚ましのせいに　しちゃう気は
ぜんぜんないけれど
でもね　ゆうべ
ドキドキで眠れなかったの
ゴメン　待っててね

スカ－ト短かすぎるかな
なにから話せばいいかな
夜中じゅう　考えて

いつもより　ちょっと長めの
バスタイム　磨きをかけた
深い意味はないけど

人込み　走る地下鉄
飛び乗ったわたし\r
肩で息　みんなが見てる

あのね、わたし
あなたのためなんて言う気は
ぜんぜんないけれど
だけど　今日は
特にきれいでいたかったの
気持ち　わかってね

階段をかけ上がって
ラストスパ－ト
その角を　曲がったらすぐ

あのね、わたし...
目覚ましのせいに　しちゃう気は
ぜんぜんないけれど
空を飛べない　遅れてきたこの天使を
どうか　待っててね

ゴ－ルすんぜんっ！
後ろから呼び止められた　声に振り返る
汗まみれのあなた　ふたりとも遅刻ね
デイトはこれから

透明な仮面

津野田なるみ


だれもいない部屋にもどれば
そっとため息ついていたよ
別に心　つかれてる訳じゃないさ
ゆっくりと自分に　戻る準備

人は誰もみな　少しだけ
秘密を抱いて　歩いてる
そうさ大切な人にさえ
言ってない　言えない
言葉かくして　笑ってみせるのさ

あの古いオルゴ－ル
開いたけど黙ったままで
僕の記憶の中　切なく響いて

ひとりで見てる
鏡にうつってる　その顔
透明な仮面をはずし　「オヤスミ」と言った

太陽はいつでも素顔を
ほんとのまま　てらし出すから
君はすでに知っているかもしれない
憎らしい態度　いつもの準備

ひとは誰もみな透明な
仮面かぶって　守ってる
一度傷をつけてしまえば
直せない　消えない
そう決めつけて　悩んでしまうのさ

指先でオルゴ－ル
なぞって　そして蓋を閉じた
朝になれば夢は　終わってるものさ

みんなが見てる
だからさっきまでの自分に
透明な仮面をつけて　「サヨナラ」と言った

あの古いオルゴ－ル
開いたけど黙ったままで
僕の記憶の中　切なく響いて

ひとりで見てる
ほんとは気がついて欲しくて
透明な仮面がそっと　こわれ始めてる

100%の自分

上田祐司


Shyな瞳で　モノクロの夢の中を
彷徨って　旅をしてた
答えなど　ないままに
「自然に生きていくんだ」
最高さ！　そう思えたら...

キャンドルの光のように
与えられた時間（とき）を
過ごすようなことなんて
できないから

１００％の自分を勇気の列車に乗せよう\r
まだ間に合うのさ　Repeatするプライド
１００％の自分を希望のカバンに詰め込み
想い出のペ－ジ
新しく書き直そう


言葉より　ため息だけが続いた
行き場のない　摩天楼さ
空高く　ケリ上げた
砂煙の中の風
チャンスは今と呼びかける

片道のチケットだけ
強くポケットに押し込み
「大丈夫だ」と言い聞かせる

１００％の自分にいつでも素直になれれば
きっとたどり着く　そこは未来のパラダイス
１００％の自分に嘘をつきたくはないから
熱いハ－トを
いつまでも　輝かせよう

運命（さだめ）のように\r
与えられた時間（とき）を
過ごすようなことなんて
できないから

１００％の自分を勇気の列車に乗せよう\r
まだ間に合うのさ　Repeatするプライド
１００％の自分を希望のカバンに詰め込み
想い出のペ－ジ
新しく書き直そう

go to Mio's dreams

関根明子


風に背中　押されて行くように
石畳の　坂道歩いてる
足を止めて　目に映る景色には
青い海に　白い古びた街

優しい声で聞こえてくる
子守歌に誘われ
バラのつぼみを覗きこめば
妖精たちが眠る
いたずらな夢を見て　眠るの

街へ行けば　賑やかな噂ね
「今宵　月の明かりで舞踏会」
仮面つけて踊りながら誰かと
甘く揺れる　ゴンドラで語るの

地球の外を　星が燃えて
太陽が回るとか
何も言わずに　聞いているわ
その瞳にときめく
心地いい夜

どんな物語さえ　かなわないロマンスしたい

笑わせること疲れている
道化師（ピエロ）を励まして
悲劇に嘆く恋人たち
教会でなぐさめて

忙しい夢を見て　夢見て...